CPAP

CPAPとは

CPAPは睡眠時無呼吸症候群など夜間の呼吸停止を伴う疾患に使う加圧器具です。夜間、マスクを装着してこの機械を動かしておくと、呼吸状態を監視して呼吸が浅くなってくると加圧して呼吸を助けます。
手術などの人体に侵襲を加える方法と違い簡便に行えます。
無呼吸だけでなくいびきも改善されますが、基本的に使い続ける必要があります。
人によっては鬱陶しさを訴える場合もありますが効果はあります。


CPAPを利用するには

当院でCPAPを利用するには、まず睡眠時無呼吸検査(終夜呼吸モニター)を受けていただいて、無呼吸に対してどの解決法が良いかを判断の後、CPAPの使用を決めます。
CPAPの使用が決まったら、院内で患者さんと業者と医師と一緒に装着の指導をさせていただきます。説明が済みましたらその日に持ち帰っていただいて使用を開始します。
CPAPは保険適応です。装置はリース(リース料は保険に含まれています)です。


毎月の診察

前述のとおり、保険診療としてCPAPを使う場合は月に1回の診察が必要です。
(3か月に一度の診察まで開ける猶予があります。)
診察できない場合はCPAP装置を返却していただくことになります。
当院では毎月、CPAPに記録されている1か月分のデータを患者さんと確認して、問題点を理解していただいて、次の月の改善点を話し合います。

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