終夜呼吸モニタ

あなたの呼吸は大丈夫ですか?

夜間の呼吸状況を調べてみませんか?

いびきをかくとよく言われる、昼間にうとうとする事が多い、体がだるい、といった症状を感じることはありませんか?
こんな方は「睡眠時無呼吸症候群」を起こしている可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群とは、気道の狭窄のため夜間の呼吸が障害される病気です。
いびきをかいている人のいびきが突然止まって、呼吸も止まってしまう。10~数十秒して呼吸が再開する。またいびきをかく。こんな状況を繰り返します。この状況ですと、夜間の睡眠が不十分で昼間に眠く、疲労感が続き、夜間に慢性的低酸素状況が続くため、心臓や肺に負担がかかり、高血圧や、血液中の細胞成分が増え血管が詰まりやすくなります。これらは、かなり危険な兆候です。
当院では夜間の呼吸状況を調べるための睡眠時呼吸モニタ装置を導入しています。病院に入院して検査をするのが一般的ですが、当院では自宅で検査を行います。症状に心当たりのある方は、ぜひ検査を受けられることをお勧めします。

検査は簡単です。二日間自宅に装置を持って帰っていただき寝る前に数個のセンサをテープで貼るだけです。
次に検査の簡単な説明をさせていただきます。


睡眠時無呼吸症候群の検査をしてみませんか?

睡眠時無呼吸症候群の検査

当院では睡眠時無呼吸を検査するためフクダ電子製の終夜呼吸モニター装置を使用しています。簡単な装置で、ご自宅での睡眠時の呼吸状態を測定できます。

どんな検査法なのでしょうか?

非常に小さな機械(タバコの箱ほど)をご自宅に持って帰っていただきます。 (事前に、医院にて設定とセンサーの取り付け法を説明いたします。) 寝る前に装置のセンサをテープで貼り付けていただくだけで、あとはボタンひとつでモニターが測定を開始し、翌朝、自動的に終了します。2日間測定を行いますが、2日間の測定が終わってから機械を返却していただけれは結構ですので、毎日通院するわけではありません。

何がわかるのでしょうか?

この検査では、鼻の近くの呼吸の有無、胸腹部の呼吸運動、血中酸素飽和濃度、睡眠時の体位、いびき音(再生はできません)が測定できます。

これらの測定を行うことで、正確にご自身のいびき、夜間の無呼吸状態を知ることが出来ます。この結果を当院で分析し、患者さんの状況の重傷度や、治療が必要かなどを検討し、患者さんにあった治療法を検討いたします。手術を行うのか、生活指導か、呼吸補助装置を使うのか、を選択する手助けになりますし、ご自身の状態がどんな状況にあるのか知るだけでも今後の生活の重要な指標になります。どうぞご相談ください。

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