YAMIK カテーテル

YAMIKカテーテル副鼻腔処置

慢性副鼻腔炎(一部、急性副鼻腔炎を含む)の治療として一般的なものは

  1. 消炎酵素剤や抗生物質による薬物治療(通院による鼻ネブライザーを含む)
  2. 手術による副鼻腔処置
  3. 副鼻腔を鼻内より針で穿刺して洗浄する方法
  4. 鼻腔内の減圧加圧を繰り返して副鼻腔の膿を排出し抗生物質などの薬液と置換する方法

などがよく行われています。
1) は最も普及し苦痛も無い方法ですし、
2) はもっとも確実な方法です。
3) は確実ですし効果も十分得られるのですが、針を刺して処置を行うため痛みや危険性を伴う割りには 2)ほど長期に効果的ではありません。
4) は苦痛がほとんど無く効果も得られるのですが、 鼻の最後部に存在する耳管と言う管を通って中耳に薬液が流入したり、耳に痛みが現れる事があります。 この4)をもっと安全に行う事ができるのがロシアで開発されたYAMIKカテーテルです。

YAMIK カテーテルはロシアからの輸入品であったために、薬事法改正に伴い、2005年秋より輸入できなくなりました。
したがって、一時「YAMIK カテーテル処置」は行えなくなっていましたが、2014年より新規に製造されて、日本でも販売できるようになりこの治療も復活しました

※ 申し訳ありませんが、当院では極端に希望が少ないため現在休止しています。

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