エジプト

旅行期間 1996年9月

僕にとってエジプトは少年時代からの夢だった。ピラミッドを雑誌の写真で初めて見てから、 もう30年は経っていると思うが、その間一度として雑誌に写真が出ない年はなかっただろう。 もちろんエジプトはピラミッドだけではないのだが、やはりメインはピラミッドに代表される古代文明だと思う。 就職してからなかなか休みは取り難いのだが何とか9日間の休みを確保した。 福岡から成田に飛びここからエジプト航空を利用してカイロに入る。マニラ、バンコクを 経由して約23時間かけてカイロに到着した。実際には関空からカイロに入る方が直行だし便利なのだが、 関空発は毎日はなく、日程の関係で成田発を選択した。 エジプト航空も例に漏れず大幅に遅れるので注意が必要だ。 心の準備を十分していこう。
カイロ国際空港には朝早く到着した。まだ夜明け前だ。
早速、ピラミッドを見学に行く。これはぜひ見ておいた方が良いだろう。スケールといい、建造物の精度といい、 桁外れだ。有名なだけあってギザのピラミッド群は圧巻だ。実際何度も(何日も)足を運んだ。 写真の左からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド。
ピラミッドのすぐ近くにスフィンクスがある。 これも非常に有名なので知らない人はいないだろう。しかし、塩害、ダム工事などのあおりを受けて崩壊が進んでいる。 子どものころに見た写真と違ってみえたのは私だけだろうか?エジプトにはまだ発掘されていないものも含めてたくさんのピラミッドがあるが、 ここギザのものはもっとも有名なものだ。そのほかに、最近公開になったもの(1996/9/28から)としてサッカラの近くのダハシュールに、 赤いピラミッドと屈折ピラミッドがある。これらはかつて軍の基地内を通らないと近づけなかったため公開されていなかった。 赤いピラミッドは建設に使用されている石がほかのものに比べて赤いのでこう呼ばれる。 屈折ピラミッドはピラミッドの斜面の角度が途中から緩やかになっている。どうしてこうなったかは諸説様々である。 まだ観光客が少ないらしい。僕たちはタクシーを使ってギザから往復した。
左は赤いピラミッド、右が屈折ピラミッド。

左がジョセル王の階段状ピラミッド、右が崩れてしまっているがウナス王のピラミッド。 ウナス王のピラミッドは、内部にピラミッドテキストと呼ばれる文と、絵がかかれているので有名。 ここに行くと、自称公式ガイドというおじちゃんたちが周りにくっついて離れない。 どうしても一人にしてくれないので困ったが、 どうせくっついて来るのならうまく利用した方が良いだろう。ピラミッドテキストも見せてくれる。 これは合法なのかどうかは良く分からないが、バクシーシ次第らしい。


余談だが、 エジプトで少ない日数であちこち廻ろうとするとツアーバスやタクシーを使うことになる。 しかしツアーバスは快適ではあるが、とんでもなく料金が高い。はっきり言ってタクシーの方が安いのだが、 タクシーは必ず運転手と交渉が必要になる。まずぼろいタクシーの方が安い(当然だが)。 エアコンなんかつくと「リムジン」とかいって料金が高くなる。必ず乗る前に料金の交渉をして乗るようにする。 それでも降りるときには料金が違っているからまた交渉する。これが嫌ならバスの方が良いだろう。 バスに払う料金をタクシーに払えば、きっととんでもなく喜ぶと思うが・・・。 アラビア語が話せると、状況も違うのだろうが、話せないので仕方が無い。


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